日本のハーブの代表といえば、ヨモギです。
誰もが一度は食べたことがあると思います。
(ヨモギ大福やヨモギ餅などは有名ですね)
しかし、誰でも知っているヨモギ。実は
「ハーブの女王」と言われていることは、あまり知られておりません。
驚きの薬効があり、しかも女性にとっては嬉しい効果が期待できるのです。
■ よもぎに含まれている主な成分
・クロロフィル(血液浄化、抗アレルギー作用、殺菌作用、免疫力強化、コレステロール値の低下など)
・食物繊維(便秘の解消、肥満防止、など)
・タンニン(過酸化脂質の生成抑制、ヒスタミンの発生抑制、など)
・ビタミン(ビタミンA・B1・B2・C)
・カロテン(抗酸化作用、免疫機能維持、など)
・シネオール(利尿作用、コレステロール排出、ダイエットなど)
・コリン(動脈硬化抑制、など)
・アルテミシニン(抗ガン作用)
そして、食べ物の陰陽からヨモギを見ると
陽性の部類に入ります。しかも、極陽です。
■陽性→体を温める。寒い地域で取れるもの
■陰性→体を冷やす。熱い地域で取れるもの
■中庸→陽性と陰性の中間。
食べ物の陰陽は、どちらがいい、というものではなく、
バランスよく摂取し、全体的に中庸に近づけられたら理想です。
しかし現代の食文化では、陰性に偏りすぎになりがちです。
つまり、意識しないと体が冷える傾向に偏ってしまうということです。
特に女性の場合は、体を温めることはとても大切。
甘いもの、南の地域で取れた食品や飲料、白い精製されたもの。
女性が特に好む食べ物ですが(笑
最近は、どこに行ってもコーヒーショップが軒を連ね、
いつでもどこでも安価に手軽にコーヒーを飲むことができますが
コーヒーは南の熱い地域の食品。
体を冷やす作用が強いのです。
女性の体が冷えるということは、子宮も冷やします。
現代の女性に子宮疾患が多いのも頷けますね。
鉄分やミネラルが豊富で
体を温めてくれる作用のあるヨモギ茶。
今は漢方薬局や通販で手軽に購入することができます。
今日のティータイムは、コーヒーの代わりに
ヨモギ茶をぜひ、いかがでしょうか。
日本古来より、日本の土地に根ざしてきたヨモギは、
日本人のDNAときっと相性がいいのではないかと思うのです。
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